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2025.03.17

住宅省エネ2025キャンペーン

住宅省エネ2025キャンペーン

今年も令和6年度の補正予算が閣議決定され、2年前から継続している省エネ基準を満たす住宅の

新築工事・改修工事への大型補助金制度の事業概要が発表されました。

高断熱窓への改修工事をおこなうと、最大200万円という大規模補助金で大きな反響を呼んだ

「住宅省エネ2024キャンペーン」の後継事業にあたり、今年度も同程度の補助金額を受給可能な

制度になっております。

「住宅省エネ2025キャンペーン」とは

新築とリフォームを対象にした4つの補助事業により、家庭部門の省エネ化を促進します。

一部の新築住宅を除き、子育て世帯に限らずすべての世帯が対象になります。

・子育てグリーン住宅支援事業

・先進的窓リノベ2025事業

・給湯省エネ2025事業

・賃貸集合給湯省エネ2025事業

の4つの補助事業から構成されています。

おおまかな制度概要と、昨年度の補助事業との変更点を簡単にまとめてみました。

・2024年11月22日以降に対象工事の着手をした物件から対象

(これから工事をおこなう物件は、25年度キャンペーンの補助対象になります。)

・先進的窓リノベの予算額は昨年同等(1,350億円)

・窓リノベ改修の補助額は、一部の改修工事が補助額縮小(内窓工事)

・窓のガラス面積が0.2㎡未満の「極小サイズ」が対象外

・中高層の集合住宅で外窓交換をおこなう場合の「Bグレード性能」が対象外

・名称が「子育てエコ」から「子育てグリーン住宅支援事業」に変更

 内容は新築とリフォームで条件が異なります。予算額は昨年同等(2,250億円)

・キッチン改修や浴室改修などエコ住宅設備機器改修工事だけでの単体申請ができなくりました

 開口部や躯体の断熱改修工事との組み合わせで申請が可能となります

・最低申請金額の条件が厳しくなりました。昨年まではワンストップ申請時に最低2万円の補助額

 から申請できましたが、本年度から一律5万円から申請可能と条件が引き上げられました

現在「住宅省エネ2025キャンペーン」は実質的にスタートしていますが、交付申請の受付が

3月下旬頃からで、申請資料などの指定様式も間もなく発表となる状況です。

「内窓や水廻りの工事を補助金を使ってお得にしたかったけど、昨年度のキャンペーンに

 間に合わなかった・・・」というかたには耳寄りな情報です。

2025年の補助金を確実に受けるためには早めの準備が必要です。

対象工事をご検討されているかたは、早めのご相談をお待ちしております。

 

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