お知らせ
2022.07.11
木製デッキの修繕をしました
先日、木製デッキ(ベランダ)の経年劣化が進み、ご相談を受けました。
当初、全解体して無くしてしまうことも考えておられましたが、材種はヒバ材をメインに使っていたので、解体してしまうのはまだもったいないと思われました。でも何もしないと劣化が進んで使えなくなります。そこで劣化の進行を抑えるために、板金で包んで修繕することをお勧めしました。思い出のある木製ベランダでおうちの顔となっていたベランダなので、解体して無くしてしまうことは、少し寂しい気持ちがあることと、ベランダなので何もなくしてしまうことで万が一の転落防止に何か工夫が必要なこともあり、修繕して使えるようになったことを大変喜んでくださいましたので、ご紹介したいと思います。
修繕前の写真がこちら
ささくれでガサガサなのと日光でひび割れを越していますがさすがヒバ材!まだ使えそう・・・右の写真でも分かるように、軒の下側の床板材とそうではない雨ざらしの床材では劣化の度合いが違いますね。
黒蟻が巣を作っていました 根太が痛んでます
根太を外したところ こんな感じで入れ替えます
桁も根太も 板金で被覆して万全にして、この上に床板を貼ります
軒下の床板は既存の板を再利用しました
木工事はこれで終了。塗装してきれいにしていきます
完成がこちら
これから夕方少し涼しくなったら、ハンモックを置いたり、椅子を置いたりして、まだまだたくさん活躍しそうです。
石原