茨城県龍ケ崎市の新築、リフォームのことなら北澤工務店
株式会社北澤工務店
HOME北澤工務店の想い施工事例引渡しまでの流れ施工エリアお問合せ見積依頼

  あっという間に今年も師走を迎えました。なんて一年は早いんだろう!!!そう何度も何度も繰り返し繰り返し言っているけれど、やっぱり早いものです。その積み重ねが人生そのもの。今年一年、どのようなことがございましたか。

 

《花梨の大木》                                                       8be546ce81883cef30293ef2e3e2116f

以前の『おさむのひとりごと』でも書かせていただいた『老木・花梨』の報告です。

東日本大震災で百数十年の歴史を持つ母屋が『大規模半壊』となり、修復不可能と判断されたY様邸。同じ敷地内に新居を建てることになりました。そこにあったのが樹齢200年以上と推察される『老木・花梨』の大木です。季節は春。移植するには時期が悪いため枯れてしまう可能性が大きい。伐採して処分してしまうか、否しかしY家の御神木とも言えるこの花梨を、そう易々と処分するわけにはいかない。Y様と一緒に悩んだのですが、それを払拭させたのは植木職人松浦さんの一言でした。『こんな仕事は自分の人生で二度とないと思う。出来る限りのことをさせていただきますので、やらせてください。』季節外れの移植が決まりました。

 

《移植後》                                                          

移植は順調にすすみました。可能な限り大きく根巻きをし、水分をたっぷりと与え、根付くことを祈りました。

しかし、だめでした。夏の暑さに負け、樹皮がどんどん剥けていってしまうのです。痛々しい。ほんとうに痛々しい。『枝をバッサリ伐るしかないですね・・・』痛恨の思いは松浦さんも一緒です。老木『花梨』は、極限まで四肢を切り取られました。包帯のように藁でぐるぐる巻きにして保温。これで芽吹かなければ諦めるしかない。。。  

3321c1f2ae901e551d5e2a4dae2c700f   5cbe97b21fba4e4e7f29dbadf358043d

 

 

 

 

 

 

《新芽が出た!!》                                            

四肢をもぎ取られた老木・花梨が、2012年の春、小さな小さな芽を生み出してくれました。大木にしてあの小さな芽!!!老木・花梨が必死に生きようとしているのだと、伝わってきました。

やがて少しずつ枝が増え、葉も付くようになりました。そして2013年の春には小さな花を咲かせてくれました!!!植木職人の松浦さんは、引き続き献身的に手入れをしてくれました。

c14e849c7072915ff22314601dde7207   d0de197289ed14cbffb355d7119c21cf

 

《そして・・・》

『社長、Yさんが「しゃちょうに実がなったって伝えてくれ」って言ってましたよ』と監督長澤。『なにい~!わかったッ!!』と、まるで娘が子供を出産したかの勢いで現場に向かいました。

現場に着くとニコニコとYさん。『いやー、いつ言おうか迷ってたんですけどね。あの続けざまの台風で落ちちゃうんじゃないかと思ったんだけど、しゃちょうが来るまで待ってたみたいだね!』

人間の都合でね、ほんとにごめんねぇ。あの威風堂々とした姿が、こんなになっちゃったけど、こうして実をならせてくれてねぇ。あたしゃうれしいよ。泣きそうなくらいうれしいよ。

b122547bf22aa410158170140bb76f2c

9020e0cda4ca07d44d09dac4bcdf42df

 

《今年もありがとうございました》

平成29年もいよいよわずかとなりました。どんな一年でしたでしょうか。私にもいろいろな事が起こりました。例年通り、起こった事象のすべてに『ありがとうございました』と、大晦日の西に沈むお天道様に万感の思いを込めて頭を垂れたいと思います。新年もすばらしい一年でありますように。

次の記事 ≫≫≫