• おさむのひとりごと
   7月になりました。30℃を越える猛暑日が続く季節です。室内でも犬や猫でも熱中症にかかるそうですので、どうぞご自愛くださいますように。記事にもありますが7月23日(日)には龍ケ崎市森林公園においてBBQ大会を開催します。ご縁のある方どなた様もご参加いただけますので、皆様お揃いでお気軽にお申し込みください!!

今回は趣味のことというか、また理屈っぽい話というか。。。(^_^;)

ぼくはオートバイツーリングが趣味です。大好きなオートバイでimage山野を駆け巡ります。圧倒的な自然やあたたかな人との出会いはいつも新鮮で、いのちの滋養といってもいいほどの体験をさせてくれます。愛車は2005年式のヤマハFJR1300。中古での購入でしたが85000kmを共に走ってきました。オートバイで85000kmというと相当乗り込んだ部類に入ります。節目である50歳になったこともあって、乗り換えすることを決めました。最後のツーリングは妻も同乗してくれ、帰宅後ビガビガに磨き上げ、無言のFJRに対していろいろ語りかけながら隅々まで撫で回しました。モノには魂があると信じて疑わないあたくしであります。

バイク屋さんに持って行く当日、お世話になっている大徳二image十三夜尊薬師寺の住職福田さんにお願いして、『感謝の法要』をしていただくことにしました。福田さんは『そのようなことはこれまでやったことがないなぁ』『該当するような経文の例もない』とのことで、深夜までかかって表白(祭文)をつくってくださいました。購入した時には多くの方が『安全祈願』等のご祈祷をするのですが、下取り時や廃車時はそのままが多いかもしれませんね。ぼくにしてみればいつもの『始まりは大切、終わりはもっと大切』の実践です。福田さんもバイク乗りです。ぼくの思いを100%受け止めてくださいました。

法要が始まりました。福田さんの太く大きな声が境内に響き渡ります。ぼくとFJRが辿ってきた数々の風景が脳裏を駆け巡ります。北海道の風景、信州の山並み、伊勢や熊野・吉野・高野の神々の地、留学する娘と3泊4日のツーリング・・・。やがて表白(祭文)。まるでぼくの心中そのものの内容に、思わず熱いものがこみ上げてきました。『・・・(前略)この車両、願主の所有となりてより久しく、車体堅牢にして安全円滑に運行し、風雨寒熱雷電等いかなる過酷な旅路においても搭乗者を守護し、共に走ること距離にして八万数千キロを超え来る。物にして心無きといえどもその功績は甚だ広大なり。(中略)然れば務めを終えたる物に感謝し供養するは、己が心の用らき(はたらき)に始めと終わりありと自覚することなり。これを俗に『けじめ』とぞいう。然れば即ち 当該車両、鋼鉄にして無情なりと雖も(いえども)、草木これに仏性有りとは仏陀の金言なり・・・・(後略)』

有り難くて有り難くて、ただただ頭を垂れるあたくしでありました。。。

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納めるバイク屋さんに向かうとき、ガソリンを満タンにしました。でも、新しいバイクが来るというのに、ぜんぜん心が晴れやかでないんですね。空もどんよりと曇っていたからかなぁ。それでも、ぼくがFJRにできることは全部やった、ありがとう、ありがとう。離れゆく愛車FJRを見ながら、そんな気持ちに満たされました。

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